なんでセ・リーグは交流戦で勝ち越せないのか。いまさらながら交流戦の仕組みを調べてみたよ

いやー、結局今年もパ・リーグの勝ち越しが確定しちゃいましたね。
8年連続勝ち越しだそうです。強いね。強いわ。

ていうかセ・リーグが勝ち越したのって今までに何度あるのさ〜。
疑問に思って調べてみたら、なんと2005年から2017年の13年間で、なんと1回しかなかった…。

いやいやいや、それおかしいでしょ!
条件が平等なら勝敗は確率的にある程度平準化されるはず。こんな極端に勝敗に偏りがあるってことは、それって制度がおかしいんじゃないの???

で、気になったのでいまさらながら交流戦について調べてみたよ。

 


 

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◆交流戦の順位はどうやって決めるのか

本日カープが負けたことで、ソフトバンクとカープはどちらも勝ち試合18、敗け試合6で同数。引き分けもないので勝率も同じ .667 となる。ってことは同率一位じゃないの?

いーや、そうは問屋が卸しません(古い)。
ご覧ください、スポナビさんはソフトバンクが1位だとのたまっております。 なして?
 20170619 01

どうやら、

 勝ち試合数 > 直接対決成績 > 得失点差 

の順番で順位を決めるらしい。
なので今回の場合、勝ち試合数は同じだけれども直接対決で1勝2敗と敗け越しちゃったのでソフトバンクが上位、ということになるようだ。
勝ち試合数 > 得失点差 > 直接対決成績 の順だったらカープのが上だったのに…。

ちなみに、仮に直接対決が1勝1敗1引き分けで、得失点差も同じだった場合には、自責点やチーム打率まで見て順位を決めるようです。

で、昨日のブログに「優勝に王手」ってタイトルつけちゃったけど、交流戦の場合「優勝」とは言わないらしい。じゃあなんなのかというと、「最高勝率球団」という扱い。って、まんまじゃん!

なんで素直に「優勝」って言わないかというと、どうやらリーグ対抗戦色を強くしたいかららしい。
じゃあその前に 勝敗偏りすぎてるシステムなんとかしろよ!と、思うわけですよハイ。

 

 ◆なぜ勝敗が偏るのか

まあ順位の決め方については納得で、とくに変なところはなかった。じゃあなんで勝敗がこうも偏るのか。納得いかーん!

で、調べてみるとですね、怪しそうな原因がふたつありました。

まずひとつは賞金システム。先の最高勝率球団には500万の賞金が出るんだけど、それとは別に順位に応じた賞金もあります。

1位 1000万
2位 500万
3位 400万
4位 300万
5位 200万
6位 100万 

今年カープ2位だったからじゃあ500万貰えるんだね!やったあ!
・・・なーんて、喜ぶのはまだ早い

2015年から、「勝ち越したリーグに参加するチームに対し、リーグ間の交流戦順位に応じて賞金を支給する」というルールになったらしい。所属するリーグが勝ち越せば最低でも100万貰えるけど、所属するチームが敗け越すと1円も貰えないということ。つまり、1位から6位までの賞金総額2500万が、一方的に片方のリーグのみに支払われるわけだ。

そしてもうひとつは、ドラフトでの優先権これ重要「勝ち越しリーグは、ドラフト会議の第2巡目以後の指名の優先権利を得る」のだ。負け越しリーグはその後、3巡目。4巡目は勝ち越しリーグ、5巡目は負け越しリーグ、以降繰り返しとなる。

つまり、ぶっちゃけて言うとですね、

勝ち越したリーグは資金が増えて、良い選手もドラフトで優先的に獲得できて、どんどん強くなれる好循環の環境が作れるけども、逆に負け越したリーグは資金も増えず、良い選手も先に獲られちゃっての悪循環に陥るゲームイベント

だってことですよ。

賞金はまだいいとして、一年通して行うリーグ戦の結果じゃなくて、一ヶ月弱程度の期間しか行われないたった108試合の勝敗をドラフトに影響させるのって、正直言って意味分かりません。ドラフトってその後のチーム力に直結するのに。。。

ドラフトの優先権をリーグでつけたいなら、オールスターの結果でいいよね。こっちの方が正真正銘のリーグ対抗戦なんだし。

こんな不平等なシステムだったら、交流戦なんか要らないわー。

いや、いまさらの話なんですけどね。。。