珈琲が好きだ。
一日五杯くらいは当たり前のように飲んでいる。
ザンネンながら格別肥えた舌というものの持ち合わせはないんですけども。
だけれども、ドリップ式のインスタントコーヒーと、専門店で売ってる豆でドリップした珈琲をそれぞれ出されて、目隠しされて、さあどっちがどっちだか当ててみそ、と言われたならば、まあ10回中10回くらいは当てられる程度の自信はある。
その程度には珈琲好きである。
ていうか、10袋いくらのインスタントなんて、普通に不味いよね?
飲めないほどじゃないというだけで。
仕事場にはインスタント式のドリップ珈琲が常備してあって、好きに飲んでいいので大変ありがたいのだけれども、1日1杯程度ならともかく、5杯も6杯も飲むようだと、さすがに胸焼けしてくるんだこれが。
だから専門店で豆を焙煎してもらい、挽いたものを仕事場に持っていって自分用にキープしている。
まあ、そんな「一般人から見ると拘っているように見えるがマニアからするとなんちゃってレベル」な珈琲好きですが、一応豆は家で挽いてます。挽いてます、っつっても電動ミルですが。安物の。
こーいうヤツね。
これがクラシックな、ガリガリ手で回す式の、「いかにもミルってます!」的なやつだとマニアっぽくてカッコイイんですけども! とほほ。
で、こういう電動ミルには、挽いた豆を取り出すための小さなブラシが付属してます。たとえばこういうカンジの。
これがねえ、意外と消耗品なんですわ。
あっという間にブラシの先が開いて毛羽立って使い物にならなくなる。
まあ歯ブラシみたいなものと思いねえ。
そういうわけで、寿命がきて使い物にならなくなったので代替品を探しましたとさ。
Amazonで「ミルブラシ」で検索すればそこそこいろいろ出てくるんだけども、そもそもの付属のブラシが、ブラシは固いわ豆は静電気で落ちないわ散らばるわで非常に使いにくかったので、なんか再び同じようなものをポチるのにちょっと躊躇。
正直珈琲豆さえキレイに取り出せればなんでもいいよなあ。ミニ刷毛っぽい、なんか替わりになるものはないかと、100均をぶらついていたところ。
意外なモノがヒットしましたよ!
それがコレ。
そう、メイクブラシ。
珈琲ミルだと、写真右側のアイシャドゥブラシがサイズ的にはちょうどよい。
まあお持ちの珈琲ミルのサイズにもよりますが。
どうせ100円だし、駄目元で、まあダメな場合は普通にメイクブラシとして使えばいいやと購入。
台所洗剤で一応奇麗に洗って乾かした後、珈琲豆を挽いて使ってみたらば、やー、これがびっくり。思った以上にとってもとっても使いやすいのでございますよ。
まず、ブラシが柔らかく滑らかなので扱いやすい。そして毛も短いので静電気が発生しにくく、粉を落としやすい。もともとが化粧パウダー扱うブラシゆえ、毛が細くて密度が濃いので、細かい粉まできれいに落とせますですよ。カッターについてる粉もラクラク。
電動ミル付属のブラシなんかメじゃない使いやすさ(笑)。
最初からこっち使ってりゃよかったと思った次第。
電動ミルユーザーで、ブラシが使いにくいな、ヘタッてきたなと思う方は、どうぞ一度お試しあれ。
とっても助かりました!
どれくらい助かったかというと、コーヒーが発売されたくらいうれしいです!
ありがとうございます。記事も楽しかったです。